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着尺 波の間に青碧(せいへき)の色香ただよふ

価格(税込):
225,000
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こちらの着物はいずれも引き染めの着尺です。小紋使いとしてのお仕立てされる場合は、帯が合わせやすい色柄なので、お手持ちのものとコーディネートが楽しめる作品です。ブルーの波柄のほうは気軽なお茶会でも上品に栄え、目立ちすぎず、かつ注目される、帯次第で様々な場に重宝する着物でしょう。クリーム地の色筋も個性的な小紋として見逃せません。
さらに、こちらを粋にしゃれた誂え方として、おしゃれコートの道中着にされてはいかがでしょうか。こんなコート柄はそうそう見かけません。一般的なコートの色柄にはない、おしゃれテクニックを効かせた一枚としてお召しになれば、思わず振り返られる華やぎの人になりそう。道中着はおしゃれコートのひとつなので、気軽に羽織れるものです。あくまでも略式コートなので礼装など格式あるお席には羽織れませんが、そのぶん着用の機会は多く、その名の通り、おしゃれ感覚で粋に決めて差をつけられるもの。道中着にこだわる人は、それなりの目利きさんでもあり、こういう着尺との出会いを上手にいかして着こなすと、よりいっそうお出かけが楽しく、ひと味違う和装ならではの思い出が紡げそうです。

こちらの作品は引き染めによる一反、一反、手描きによるものです。そのため微妙に同じものは二つとできません。引き染めとは、一反約13mの反物を伸子(しんし)針という竹棒でしわを伸ばしながら全反を空に浮かせて水平に張り、天候や湿度、気温を計りながら指定の色調通りに、引刷毛(ひきはけ)で手作業で染めていくものです。均等に、ムラなく染めるにはかなりの熟練さが求められ、染料と環境(湿度や気温)と生地質をそれぞれ瞬時に見分け、加減しながら色を引いていくかなり高度な腕を持つ職人に限られます。さらにさまざまな色に染め分けたり、ぼかし調にするなど経験の深さは高度な図柄に比例します。
クリーム地の色筋が多用された作品は、なんと職人がひと筋、ひと筋、1本の筆で線を13m引き続けたもので、それを各色なんども繰り返す、非常に手間暇のかかった一枚です。大胆かつ繊細な筋を生みだす職人の高い技術と根気、そして感性の良さが幾重にも重なって誕生した至極の作品といってもいいでしょう。ドット柄の地紋が色筋に躍動感をもたせていることも密かなこだわりです。
青い波柄ももちろん引き染め。型染めと思わせるほど整然とした連続柄ですが、波間のぼかしの入れ方、細やかな色の引き方などは仕立てれば歴然とわかる手技感が全身を包みます。また上品な印象は、あじろ風の地紋がかもしだし、デザインの深さ、職人の真摯な創作ごころが着心地を押し上げていきます。いずれも上質の生地で展開している逸品です。

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